OTA集客を任された新人担当者に伝えたい7つの基本~Byme公式noteにて公開中!~

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今日はnoteの中から反響がよかった投稿をHPにも記載します。
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「明日からOTAの管理、お願いね」
ある日突然、そう言われて楽天トラベルやじゃらんnetの管理画面を開くことになったあなた。
最初に何を見て、何を直して、どんな判断をすればいいのか。戸惑いませんでしたか?
私も最初はそうでした。
でも、**ポイントを押さえて取り組めば、OTAはとても強力な“予約の窓口”**になります。
この記事では、新人OTA担当者が最初に知っておくべき基本7つを紹介します。
① まずは「在庫・料金・カレンダー」を正確に
一番大事なのは予約を取りこぼさないこと。
まず確認すべきはこの3つ:
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在庫はきちんと出ているか?(満室の日が誤って設定されていないか)
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料金は妥当か?(周辺の相場と大きくズレていないか)
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予約受付の期限や制限は問題ないか?(例:当日予約OKかどうか)
最初にこの基本設定が整っていないと、どれだけ魅力的な施設でも「予約されません」。
② 競合施設をリサーチしよう
**「このあたりで1万円台で泊まれる宿」**と検索するお客様の気持ちになって、実際に検索してみましょう。
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どんな写真が並んでいる?
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どんなプラン名が使われている?
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どの施設がよく予約されている?
競合の表現を「真似る」のではなく、「どこに差があるか」を知ることが大切です。
③ 写真は“第一印象”。妥協しない
OTAページで最も目を引くのは、写真です。
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画質が粗くないか?
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季節感があるか?
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「泊まったらどう感じるか」が伝わる写真になっているか?
客室・食事・浴場など、それぞれの魅力を一枚で表せるよう意識しましょう。プロのカメラマンに依頼する価値も大いにあります。
④ プラン名と説明文は「体験ベース」で考える
「1泊2食付きスタンダードプラン」だけでは埋もれてしまいます。
今は「どういう時間を過ごせるのか」が選ばれるポイントです。
例)
◎「海を眺めながら地魚を楽しむ、ゆったり夕食付きプラン」
◎「朝の露天風呂と地元野菜の朝ごはんで“整う”朝活プラン」
“体験を言語化”できる担当者が、予約を増やします。
⑤ クチコミは「対応力の見せどころ」
ネガティブなクチコミが怖い? わかります。
でも、実はクチコミ返信こそがOTA運用の腕の見せどころです。
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「読まれている」のは返信内容
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誠実さとスピードが信用を生む
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批判コメントにも冷静・丁寧に
クチコミ返信は、「未来のお客様に向けた接客」だと捉えてください。
⑥ 数字は“改善のヒント”。眺めるだけで終わらせない
楽天・じゃらんなどの管理画面には、以下のような数字が並んでいます。
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ページ閲覧数
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プラン別予約数
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コンバージョン率(CVR)
たとえば「ページは見られてるけど予約されていない」なら、写真・料金・説明文に課題があるかも。
数字は“責められるもの”ではなく、“育てるヒント”です。
⑦ 「1人でやらない」ためのチームづくり
OTA運用は一見「事務仕事」に見えますが、実際は現場との連携が不可欠です。
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清掃スタッフと写真の撮影タイミングを共有
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フロントとクチコミ対応の連携
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キッチンと食事内容の表現を相談
「販売」ではなく「体験を届ける」感覚で、スタッフみんなと一緒に作っていきましょう。
最後に
OTA担当は、数字と向き合いながらも、“人”と“感情”を大切にする仕事です。
新人のうちは、慣れない操作や日々の管理で手一杯かもしれません。でも、一歩ずつ積み上げることで、あなたの手で施設の魅力をもっと伝えられるようになります。
予約数が1件増えるたびに、「あなたの仕事が選ばれている」のです。
焦らず、でも楽しんで。
今日のあなたの更新が、誰かの旅のはじまりになります。